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2006年4月16日 (日曜日)

チェンジ・メーカー

ステキな本に出会いました。

この本は、就職活動中に出会った、某PR会社の内定者の方より教えて頂いたもの。

『チェンジメーカー:社会起業家が世の中を変える』という本です。

チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える
チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える渡邊 奈々

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「社会的なミッション(=使命感)をもち、経済的リターンと社会的リターンの両方を追求する継続的な活動で、従来のビジネス手法を積極的に採り入れる」(本書、206頁)のが、社会起業家。

本書は、写真家の渡邊奈々さんが、社会起業家に対し行ったインタヴューをまとめたもの。

様々な社会起業家の活動、思いなどが、綴られています。

NPO、NGO、ボランティア等、社会福祉、国際政治、国際関係に興味のある方には、特にお勧めです。

参考までに、本書のエピローグに収められている、渡邊さんの文章を引用します。

 彼ら(社会起業家たち)の中には子どもの頃の体験が引き金となって従来のシステムには存在しない新しいやり方の必要性を感じて行動を起こした人、特に個人的な体験はなくても社会の様々な現状に憤りを覚え積極的に解決を探り仕事としてコミットしている人もいました。

 時代のニーズを鋭敏に嗅ぎ取った彼ら60人たちに共通していたのは、みな清々しい嬉しそうな表情をしていること、そして謙虚だということでした。

 考えてみれば紀元前から対立している民族が数世代先でもいいから融和できるように子供達を教育するとか、全世界に40億人以上いる屋根のない家に住む人たちのために住宅問題を考える、などという途方もなく遠大な課題の前では、人間は偉大な師を前に立った時のような謙虚さと無垢な子供のような純粋さを引き出されるのではないか、そしてその感覚が幸福感にも繋がっているのではないか、というのが私のひとりよがりな憶測です。
 
 さらに彼らとの貴重な出会いから学び、共鳴したのは「何かが変だと思った」という気づきを大切にしなくてはならないということ。自分の心の中の声に耳を澄ますということです。

 はっきりした声ではないし、本に書いてあったことでも誰かが教えてくれたことでもありません。自分だけに聞こえるかすかなつぶやきが、実は何かの新しい芽に繋がっているかもしれないです。特に私を含め日本人は外からの大きな声に従うことが美徳であるという受け身な体質なので、内なるかすかな声は埋もれてしまっていることが多いという気もします。


社会起業家に興味のある方は、以下の本もお勧め。

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コメント

トラックバックありがとうございます。
僕はまだ全部読みきれてないのですが
仕事に対しての価値観を変えるような
インパクトのある本です。

投稿: Shanx | 2006年4月17日 (月曜日) 12:12

>Shanxさん
コメントありがとうございます!
僕は、まだ学生で働いた経験はないのですが、
この本で学んだことを胸に、来年の4月から、
がっつり働きたいと考えています。

これかれも、よろしくお願いします!

投稿: 柴田 | 2006年4月17日 (月曜日) 21:10

はじめまして 福岡在住のasuraこと高橋です。
ぼくのブログ“check it out!”に1月2日、せっかくコメントとTBをなさってくれてましたのに、
全然気づかず今日になってしまいましてごめんなさい。
あのブログ“check it out!”は会社のスタッフ向けの情報ブログで、
柴田さんがコメントを下さった1月には社内用のブログに“check it out! 2”として移り、
gooはそのまま放置していたのです。
でも今日、内容を変えて再開してみようかなとのぞいてみましたら柴田さんのコメントがあることに気づき、今柴田さんのブログにたどり着いた次第です。

渡邊 奈々さんの「チェンジ・メーカー」
是非読んでみます。

柴田さんが引用されていた
----
「何かが変だと思った」という気づきを大切にしなくてはならないということ。自分の心の中の声に耳を澄ますということです。
----
 はっきりした声ではないし、本に書いてあったことでも誰かが教えてくれたことでもありません。自分だけに聞こえるかすかなつぶやきが、実は何かの新しい芽に繋がっているかもしれないです。特に私を含め日本人は外からの大きな声に従うことが美徳であるという受け身な体質なので、内なるかすかな声は埋もれてしまっていることが多いという気もします。
----

この文章に綴られた思い とても素敵ですよね。

ぼくは今の彼女に出会い、渡辺さんがおっしゃっている
「何かが変だと思った」という気づきを大切にしなくてはならないということ。自分の心の中の声に耳を澄ますということ」と通じるような
素朴で単純なものの見方・感じ方、そして感情・思いの表し方を
52年も生きてきた中で初めて感じ、自分の中に取り入れることが出来たように思います。

これは自分自身とても嬉しく、幸せなことですよね。

ところで柴田さんはこれから起業を目指してるんですね。
うん、いいですね☆
ぼくの場合は二十歳の時にスタジオを立ち上げ、
逆に52歳になった昨年から初めて企業(小さな会社ですが)の中に入りました(笑)
きっかけは一緒に仕事をしたいと感じた今の優秀なスタッフがいたからなんです
だから自分で会社をやっていたときとは違って、
現場レベルで一緒に仕事が出来る楽しさは格別で大好きです。

現在の個人ブログは
http://blogs.yahoo.co.jp/tkhs164
ですのでよろしければ・・・

投稿: asura | 2006年4月20日 (木曜日) 13:13

>asuraさん

ご丁寧なコメント、ありがとうございます!
数ヶ月前のコメントに対し、このようにお答えを頂くことができて、とっても嬉しいです。

渡邊 奈々さんの「チェンジ・メーカー」、本当にオススメです。渡邊さんが撮影されている写真も掲載されていて、とても綺麗ですよ~。

「何かが変だと思った」という気づきを大切にしなくてはならないということ。自分の心の中の声に耳を澄ますということ」

わかっていても、なかなか出来ないことですよね。僕は、自分の言ってること(ブログで取上げていること)と、自分の行動のギャップがあまりにも激しいとき、やりきれない気分になったりします…。

ブログ拝見させて頂きました、写真、綺麗ですね~。今後も、ちょくちょく遊びにいかせて頂きます。よろしくお願いします!

投稿: 柴田 | 2006年4月20日 (木曜日) 22:41

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