オラファー・エリアソン 影の光
原美術館に着いたのは、午後の2時頃。
平日、しかも雨の中なのに、けっこうお客さんが入っていました。
それだけ人気あるんでしょうね~。2月5日までの予定だったのに、3月5日まで会期延ばされましたし。
では、簡単にオラファー・エリアソンについて説明させて頂きます(この展覧会のフライヤーからの引用です)。
オラファー・エリアソン略歴
1967年 コペンハーゲン生まれ。1989-1995年 コペンハーゲンのロイヤルアカデミー オブ アーツに学ぶ。シドニー ビエンナーレ(1998年)、サンパウロ ビエンナーレ(1998年)、カーネギー インターナショナル(1999/2000年)、ヴェニス ビエンナーレ(1995年、2003年、2005年)、日本では横浜トリエンナーレ(2001年)など、多くの国際展に招かれ、高い評価を博した。世界の主要美術館にて個展多数開催。現在、ベルリン在住。
http://www.olafureliasson.net/
オラファー・エリアソンは、今日のアートシーンを牽引する作家のひとりといえるでしょう。世界中の人々を魅了した「The weather project」(2003年テート モダンにて公開)で知られるように、エリアソンは、光、水、風、温度といった、自然界に存在する基本的な要素を駆使し、自然現象を人々に体験させるインスタレーションを展開します。作家は、一貫して、私たち人間が環境をどのように知覚、認識するか、そして、その環境に人がいかに適応するかということへの興味に突き動かされ、制作を続けてきました。彼の作品は、私たちが自身の感性を研ぎ澄ますための装置の役割をはたします。エリアソンの日本の美術館における初個展となる本展では、初期代表作「Beauty」(1993年)や近作インスタレーションに加え、2006年春、原美術館屋上に設置、公開予定である、パーマネントインスタレーションのドローイング等を紹介します。光や色、空間を操り、知覚に働きかける作品群は、われわれを崇高で美しいエリアソンの作品世界に誘ってくれます。
と、紹介してきましたが、僕は、この展覧会を知るまで、エリアソンの名前すら知りませんでした。
僕、横浜トリエンナーレ2001にも行ってたんですけど、エリアソンの作品は記憶に残っていない…(横浜トリエンナーレ2001に出品した彼の作品は、こちらで見ることができます)。
余談になりますが、汐留にある電通本社にエリアソンの作品が展示されています。一階正面玄関前の「Energtic Wall」というものです(会社資料に掲載されてました) 。
ではでは、展示されていた作品へと話しを進めます。
今回展示されているのは、2006年原美術館屋上に設置予定であるトインスタレーションのドローイングを含め、全10点。
決して多い数ではありませんが、一つ一つの作品がゆった~りと観るのに向いているので、物足りなさは感じませんでした。
10点の中でも、特に素敵だったのが(他の多くのお客さんも足を止めてました)、
Beauty(美、1993年)
と
Colour space embracer(色彩の空間を包み込むもの、2005年)
Beautyは、真っ暗な部屋の中で、天井から霧状に撒かれた水に対し、スポットライトが当てられている作品です。
水がスクリーンの役割を果たしており、そこに当てられた光が虹のごとく見えるようになっています。
しかも、観るものの立つ位置によって光の見え方が変わるので、歩きながらこの作品を見るのがベストです。
変わりゆく、光の色彩を楽しむことができます。
タイトルにふさわしく、本当に美しい作品です。
Beautyの写真を、エリアソンのサイトにて見ることができます。こちらです。(一番下のBeautyという箇所にポインタを合わせると、写真が表示されます)。
Colour space embracerは、天井から吊るされた三つのカラーフィルター付きシリンダー(色のついたアクリルのわっかのようなもの)に対し、スポットライトが当たられている作品です。シリンダーを通した光が、部屋に映し出されるのがですが、吊るされた三つのシリンダーはモーターで動くようになっていて、映し出される光は、色、形ともに刻一刻と変化するんですね。
部屋の中に広がっていったり、逆に収束していったりと、光の動きを楽しむことができます。しかも、三枚のシリンダーは、それぞれ別の色になっていて、光の色も複雑に変化します。
俗な表現をすると、反射する光の色、形が変化するミラーボールのようなものです。
Beautyと同じく、この作品も非常に美しい。
他の8作品も、この2つ同様、素晴らしいものです。
僕は、エリアソンの作品を見るのは今回が初めてでしたが、その「静かな」美しさに魅了されてしまいました。
彼の作品には、何かこう「静けさ」が漂っているんですね。
観にいってホント良かった。
この展覧会は3月5日まで開催されているので、興味のある方は、是非足を運んでみてください。
以下、補足。
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■ 日記 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
・2月28日(火曜日)
午前中は、とあるベンチャー企業で事業計画のプレゼン。
ボロボロでした…
でも、たくさんのフィードバックを頂いたので、成長の糧にしまっせ~。
夜は、最後の夜勤バイト。
・3月1日(水曜日)
バイト明けで、一度研究室へ戻った後、
原美術館へ。
その後、目黒でとある会社の三次選考。
でもって、次にシネマライズ@渋谷に、
3月3日の20時~からの、
マシュー・バーニー「拘束のドローイング9」のチケットを購入。
たのしみだぁぁぁぁぁぁ。
帰りがけに、
■ pick up news ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ポイントをSuicaと交換 ビックカメラとJR東が新カード
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/01/news053.html
スイカ、攻めてるなぁ。ヨドバシとも連携してほしいよぅ。
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本ブログに関する、お問い合わせ、ご質問、苦情等はこちらまでご連絡下さい。
■ メモ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
特定非営利活動法人 ソーシャル・イノベーション・ジャパン
http://www.socioengine.co.jp/SIJ_index.htm
(渡辺保史さんのブログより)
KARAKUSAの森 トード・ボーンチェ、唐草と出会う
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=30343
(『Web designing』2006年.2月号29頁より)
デヴィッド・ラシャペル「RIZEライズ」観たい!
(『pen』特集:ポップアートより)
「日本画」から/「日本画」へ@東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/
描かれた女性たち~近代日本の風俗画 展@講談社野間記念館
http://www.kodansha.co.jp/nomamuseum/tenji/t_frm.html
・日経ビジネス
ホテルルワンダ、性嫌悪症、
・クーリエジャポン
記憶を消す。
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コメント
TBありがとうございました。
原美術館は、駅から少し遠いですが素敵なところですよね。
展覧会のなんとなく理工系ぽいところが良かったです。
電通の本社にエリアソンの作品があるのですか、今度見に行くことにします。
投稿: あさぎ | 2006年3月 2日 (木曜日) 00:57
トラックバックありがとうございました。
Colour space embracerも良かったですね。
静かに時間が流れていて、ずっと眺めていたかったです。
投稿: kee | 2006年3月 2日 (木曜日) 01:24
>あさぎさん
コメントありがとうございます!
電通本社にある作品ですが、僕取上げておきながら、まだ確認していないんですよね…。近いうちに、確認しなくてはっ。
>keeさん
コメントありがとうございます!
座り込んで、ず~っと見続けるお客さんもいました。バーなど、お酒飲む場所にあのようなインスタレーションあると素敵ですよね~。
投稿: 柴田 | 2006年3月 2日 (木曜日) 07:49
TBありがとうございます。展覧会について丁寧に書かれた内容を読ませて頂き、観に行った時のことを思い出しました。
投稿: ダイカ | 2006年3月 5日 (日曜日) 12:46
>ダイカさん
コメント、ありがとうございます!
今、僕も観に行ったときのことを思い出しているんですが、なんだか癒されてきました。
もっと観にいけばよかったと後悔しています…。
投稿: 柴田 | 2006年3月 6日 (月曜日) 10:39
おあ、これ行って来たんだ!!
僕も2月頃行ってきたよーう。
良かった良かった。(?)
ダメだろうなぁと思いながらも誘惑に勝てず、
たまらず霧の雨をくぐりましたー。(笑)
投稿: Ryu | 2006年3月19日 (日曜日) 15:22
>Ryu
くぐっちゃダメですよ。
せっかくの虹が…。
投稿: 柴田 | 2006年3月19日 (日曜日) 15:25
sale@mp3.com
投稿: Eagles | 2007年9月21日 (金曜日) 14:16