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2006年1月28日 (土曜日)

梶祐輔『広告の迷走』

梶祐輔『広告の迷走』を読了。

koukokunomeisou梶祐輔『広告の迷走:企業価値を高める広告クリエイティブを求めて』宣伝会議、2001年。 
 

 
 
 
 
就職活動ため、電通の社員さんの方にOB訪問したところ、この本を紹介して頂きました。

広告業界を志望している学生にとっては、必読の一冊だと思います。

文章は読みやすく、また分量もそう多くないので、電車での移動中に読むのにぴったり。

目次を見ていただくと、本書の内容や方向性を、ざっくりと把握することができます。

第一章 「商品を売るのが広告」という偏見と誤解
第二章 「企業イメージ」という考え方の曖昧さ
第三章 「商品に差はない」という広告の思い上がり
第四章 テレビCMの「有名タレント依存症」
第五章 「農耕民族」の座に安住した新聞広告
第六章 新しい新聞広告の登場がおそすぎた
第七章 ブランドについての問題意識がなかった
第八章 広告新時代の全貌が見えていない

簡潔にいうと、日本の広告が、アドバタイジングではなく、プロモーションになってしまっていることを、梶氏は批判されています。で、これから企業が勝ち残っていくためには、ブランド形成を行い、ライトユーザーではなく、ヘビーユーザーの囲いこみが必要、つまり、「一つの商品をたくさんの人に買ってもらう」のではなく、「一人の顧客にたくさん買ってもらう」という発想の転換が必要、と主張されています。

このような、広告のみならず、マーケティングや企業論の観点もふんだんに盛り込まれており、この分野に関しては無知に等しい僕にとっては、格好の入門書となりました。

広告を通して、ブランドを構築し、生き残っていく。

これって、企業のみならず、個人、地域、国レベルで当てはまることですよね。

国なら、国際関係における、ソフトパワーや、日本にとってのGNC(Gross National Cool)が関連する概念(GNCに興味のある方は、『「文化力」伸ばす戦略を』を参照して下さい)。

少子高齢化が進む、日本の地方自治体にとっては、ブランド構築を行い、観光などによる交流人口の増加が重要性を帯びてくるだろうし。

で、個人。

梶氏が提示している、あるべき広告の姿とは、

企業が自分の会社や商品にこめた〈熱い想い〉を語る…強いメッセージを持っている広告

というもの。

ということで、我々個人も、

熱い想い

を、日頃からぶちまけていきましょー。

そうすれば、その想いに対し、必ず共感してくれる人が現れる!

はず…

■ メモ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

特定非営利活動法人 ソーシャル・イノベーション・ジャパン
http://www.socioengine.co.jp/SIJ_index.htm
(渡辺保史さんのブログより)

KARAKUSAの森 トード・ボーンチェ、唐草と出会う
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=30343
(『Web designing』2006年.2月号29頁より)

■ 日記 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

・1月26日(木曜日)
夜勤バイト。

・1月27日(金曜日)
13時30分~16時30分
CANフォーラム「地域SNSを考えるセミナー」に参加。

18時~ マスナビ広告業界就職ガイダンスに参加。

・1月28日(土曜日)
14時~14時50分 ケシオンの二次選考(グループ面接)
今まで受けてきた選考の中で、一番楽しかった…。
突然、腕時計を渡されて、これをうちらに売り込んでくださいと言われました。

■ pick up news ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

2ホテルで31客室、不正改造で増設 容積率を大幅超過
http://www.sankei.co.jp/news/060128/sha086.htm

いやいやいや、ひどい話ですねー。
横浜市に住んでいて、ホテルのフロントのアルバイトしている僕としては他人事じゃないっすわ。

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