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2005年2月25日 (金曜日)

2005年金沢文庫芸術祭のテーマ「花」

DSC01129僕がスタッフとして参加している金沢文庫芸術祭というイベントは毎年テーマを決める。
昨年は「あなたにとってアートとは何ですか?」。
議論の末決定された今年のテーマは「花」。

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2005年2月24日 (木曜日)

お知らせ+ヨーコとジョン

お知らせ

金沢八景芸術祭の皆様へ
メールアドレスを入力しなくても、コメントを付けられるように設定しました。
コメント、ガシガシ下さい!!

ヨーコとジョン

昨日、マイホームタウン金沢八景にあるダイエーにて、『ジョン・レノン ラスト・インタヴュー』(ジョン・レノン、オノ・ヨーコ著、池澤夏樹訳、中公文庫、2001年)を購入。

前回取り上げた、ヨーコの『グレープフルーツ・ジュース』はレノンの「イマジン」の元ネタであることを以前から知っていたが、『ラスト・インタヴュー』の中で、このことに言及しているジョンの発言を発見。

ジョン:…あの歌は実際にはレノン/オノの作とすべきでさ、多くの部分が―歌詞もコンセプトも―ヨーコの方から出ているんだけど、あの頃ぼくはまだちょっと身勝手で、男性上位で、彼女に負っているという点をオミット(省略)しちまったんだな。でも本当にあれは彼女の『グレープフルーツ・ジュース』という本から出ているんで、あれを想像せよ、これを想像せよというのは全部彼女の作であることをここにまことに遅ればせながら公表します。(80頁)

ヨーコにインスピレーションを受け、ジョンが作った「イマジン」。9.11直後にヨーコがニューヨーク・タイムズに広告として載せた歌詞の一部、Imagine all the people living life in peace. (すべて人が平和に暮らすさまを想像せよ。)から分かるように、この曲はピースなメッセージを発している。

9.11の直後、アメリカのラジオ局の一部で「イマジン」をかけることが自粛されたという。これはこの曲の強さ、広がりを逆説的に説明するものだろう。

ジョンが暗殺された12月8日は、日本がパール・ハーバーに奇襲をしかけた日でもある。

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2005年2月19日 (土曜日)

オノ・ヨーコ『グレープフルーツ・ジュース』

前回、ちょっと堅めだったんで、今回はちょっと息抜き。


握手をしなさい。
できるだけたくさんの人と。
その人たちの名前を書き出しなさい。
試してみなさい。
エレベーターで、地下鉄で、エスカレーターで
路上で、トイレで、山の頂上で
暗やみの中で、デイ・ドリームの中で
雲の上で、その他いろいろ。
素敵な握手にしなさい。
手に花を握るとか、香水をつけるとか
手を洗うとか、その他いろいろ。

Go shake hands with as many persons as possible.
Write down their names.
Try in the elevator, tube, escalator, street, toilet,
on top of a mountain, in the dark, daydream, on the clouds, etc.
Make it a nice handshake by holding a flower in your hand,
perfume or wash your hand, etc.


これは、オノ・ヨーコの『グレープフルーツ・ジュース』(南風椎訳、講談社文庫、1998年)に収められいてる詩である。

この詩を、僕は自分に対する戒めにしている。
今、会っている人はもう二度と会うことがないかもしれない。
その瞬間しか、一緒にいることができないかもしれない。
だから握手をする。ぎゅっと。
その人と出会ったことを忘れないために。
その人と過ごした時間を忘れないために。

できるだけ多くの人と握手をすること。
しかも、その握手を素敵にすること。
これがなかなか難しい。
多くの人と握手をすると、名前なんていちいち覚えていられないことだってある。

花が手許にない時もある。
香水をもっていないこともある。
手を洗う余裕がないほど疲れている場合だってある。

だけど、そんな時でも、
一つ一つの握手をちょっただけ強くすることはできる。
握ったか握らなかったかわからない握手ではなく、
しっかりと、その人に自分が存在していることを伝え、
その人の存在が伝わってくる、そんな握手を。
これだけならいつでもできるはずだ。

でも、これさえも、こんな握手さえもできなくなるほど気が滅入っている時は、
握手をするだけでもいい。

花も、香水も、美しさも、強さもいらない。
ただ、生きていることを伝える握手をするだけでいい。
そっと、ふれるような握手でもいい。

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2005年2月11日 (金曜日)

井筒和幸「パッチギ!」

今回は、井筒和幸監督の「パッチギ!」の意義と問題点を検討します。

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2005年2月10日 (木曜日)

誰のための「金沢八景芸術祭」か?

前回の投稿で、このブログの読者として「自分の個人的な知り合いを想定している」と言った理由を説明します。不特定多数の人に読まれることを前提にしたインターネットで、読者をある程度限定するのには、それなりの理由があるんですよね。
 
その理由とは、僕の発信する情報は誰にとって有益か(価値のあるものか)と考えたからです。僕は、文章のプロでもなく、ブログも書き始めてばかりです。なんで、僕の書いた内容は、一般的に言ってそれほどレベルが高くないかもしれません。つまり、多くの人にとっては、あまり有益なものではないかもしれないのです。(もちろん、どのような人にとっても、価値があるように記事を書いていきますし、多くの人に読んでもらいたい考えているんですが。)

だけど、他人(不特定多数の人)にとってはあまり価値のないものでも、僕の知り合いにとっては、ある程度の意義のあるものになるのではないかと考えています。

今日、ウェブを含め、様々なメディアで発信される情報の量といったら、膨大なものです。情報についての情報、「メタ情報」も数多くあります。こんな中だと、どの情報が価値のあるものなのか、知るに値することなのか、分からなくなってしまいます。

そんな時、一番の情報の紹介者となるのは、「人」だと思うんですよね。
デジタル化が進むからこそ、「人」というアナログなものの価値が見直さるんじゃないかと。

自分が知っている、顔見知りである、「あの人、この人」。こんな人たちが教えてくれる情報が、一つの道しるべとなるんじゃないのでしょうか。

「あの人、この人」から伝えられる情報は、一般の情報とは違い、「あの人、この人」に対する自分の想いが付加され、すご~く、大事なもの、大切なものになるはずです。その情報を吸収するときに、「あの人」はどんなことを考えてのかな、どのような想いで読んだ(見た)のかなと、想いをはせることができます。「情報の内容」&「+α」が得られんですね。その分、情報を吸収しやすくなるし、記憶にも残ります。僕自身、知人に紹介され得た情報というのは、他のものに比べよく覚えています。

直接会って、情報交換をするのがベストかもしれません。だけど、実際に会って話しをする場合、あんまり多くの情報は交換できません。僕の場合、そもそも「情報の伝達」を目的とした会話をすることが、多くないんですよね。「会話」とは、そもそもそのようなものかもしれませんが。なので、このブログは、僕との会話の延長、もしくはちょっと趣が異なる会話と考えてもらいたいです。

こんな事情で、このブログでは、僕の知人(僕に直接あったことがある人)を読者として想定しているのです。僕も、不特定多数の人に向って書くよりは、「あの人」「この人」のことを思い浮かべながらの方が、楽しく書けるんで。

と、このブログの主旨について、説明しました。
次回は、井筒和幸監督の「パッチギ!」を取り上げる予定です。

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2005年2月 7日 (月曜日)

リニューアル

 ブログを始めて、あと数ヶ月で一年経ちますが、ようやく方向性が決まりました。自分が参加している、金沢文庫芸術祭横浜アートプロジェクトの紹介をしつつ、映画、本、イベント、など文化芸術に関わる様々なモノの批評を行っていきます。
 横浜アートプロジェクトのブログでも、似たようなものを書いていますが、「金沢八景芸術祭」はより「コア」なものを扱っていく予定です。「金沢八景芸術祭」という名前の由来は、自分が金沢八景に住んでいるから、です。金沢文庫芸術祭の紹介も行うなので、「金沢文庫芸術祭」というタイトルにした方が、よさそうなんですが、(アクセスも多くなりそう)、「金沢文庫芸術祭実行委員」としてというよりは、僕個人の名のもとでブログの記事を書いていきたいので、「金沢八景芸術祭」という、ちょっと中途半端なタイトルになってしまいました。
 横浜アートプロジェクトのブログでも取り上げた「パッチギ!」や、水谷修『夜回り先生』、映画「ショアー」などを今後取り上げていく予定です。読者として想定しているのは、不特定多数の人というよりは、僕のことを個人的に知っている人たちです。

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